ドコモが最後?の実質0円「Xperia Z5」を1月4日まで実施へ 見逃すと損なのか得なのか


「スマホ販売価格の適正化」は、2015年の大きな話題だ。なかでも、「実質0円」販売の是正に注目が集った。
これをうけて、来年以降のケータイ各社は、順次「実質0円」販売を取りやめるという動きもあるようだ。

そのような中、この年末に、ドコモはXperia Z5を乗り換えで実質0円販売してきた。

●最新モデルが端末購入サポートで5万円以上割引に
NTTドコモは、最新の冬スマホ「Xperia Z5 SO-01H」や「Xperia Z5 Premium SO-03H」を端末購入サポートの対象とした。
それにより、
・Xperia Z5 SO-01H → 5万2272円割引
・Xperia Z5 Premium SO-03H → 4万44064円割引
という大幅な割引が実現しているのだ。
期間は、12月28日から1月4日まで。

対象はMNPのみとなっており、新規契約や機種変更は対象外なので注意したい。

Xperia Z5 SO-01Hは実質負担0円に
「端末購入サポート」割引により、Xperia Z5 SO-01Hが実質0円で購入できるようになった。
内訳は、
本体価格 9万3312円
-端末購入サポート 5万2272円割引
-のりかえサポート 2万1600円割引
購入価格 1万9440円
となっている。

「のりかえサポート」は、ドコモが他社からの乗り換え(MNP)を受け入れるために、機種代金を2万1600円値引きするキャンペーンだ。

さらに、月々の利用料金を軽減する「月々サポート」も付いてくる。
こちらは
1296円 x 24か月となっており、総額で3万1140円の割引だ。

つまり、月々サポートの割引を加味すると、実質での負担額は0円となるワケだ。

ちなみに、初の4Kスマホとして販売されている「Xperia Z5 Premium SO-03H」は、乗り換えで実質1万7928円と、こちらもおトクだ。


表はややこしいが、「買う時2万円」「2年使うと安くなる」だけ覚えればいい


●端末購入サポートは解約時の高額請求に注意
最新のスマホが、乗り換え限定とはいえ、購入時に2万円以下、実質負担は0円と、超お買い得といっても過言ではない状態になっている。
しかし、「これはおトクだぞ」と飛びつくのは早計だ。

単なる割引とは違い、「端末購入サポート」には大きな注意点が隠れている。
それは、解約時などの請求が高いというもの。

条件は、12か月間指定プランで契約を継続するというものだ。
まるまる12か月間のため、前後の月を含めると、合計で14か月間縛られる結果となる。
その間、指定プランからの変更や、解約など行うと、割引額の半額分(Xperia Z5 SO-01Hの場合は2万6136円)の返還が発生する。

したがって、最低でも1年以上は使うぞという覚悟の上で購入するべきだ。

しかし、それでも最新のハイスペックスマホを割安な価格で購入できるのはおトクと言えよう。
もともとドコモに乗り換えしようかなと思っていた人は、この機会を逃さずゲットしてみるべきだ。